KVM 〜インストール〜
バーチャルマシンにKVMを使用してみましょう。
これを使えば、ORACLEの有料化に怯えることはありません!!
Table of Contents
前提条件
ホストマシンは以下のものとします。
- ubuntu 18.04 server
- GUIが使用できること
インストール後に apt-get install ubuntu-desktop - 固定IPアドレスが割り振られていること
ここでは仮に 192.168.1.100
ブリッジの設定
bridge-utilsをインストールします。
# apt-get install bridge-utils
netplanの設定
# vim /etc/netplan/01-network-manager-all.yaml
デフォルトでは以下になっています。(Server版の場合)
# This file describes the network interfaces available on your system # For more information, see netplan(5). network: version: 2 renderer: networkd ethernets: enp3s1: dhcp4: yes dhcp6: yes
( enp3s1 の部分はマシンによって変わります。)
以下のようにします。
# Let NetworkManager manage all devices on this system network: version: 2 renderer: networkd ethernets: ens3s1: dhcp4: no dhcp6: no bridges: br0: interfaces: [ens3s1] dhcp4: no addresses: [192.168.0.10/24] gateway4: 192.168.0.1 nameservers: addresses: [192.168.0.37] parameters: stp: false dhcp6: no
virtio準仮想化ドライバドライバをロードしてオーバーヘッドを小さくします。
vhost-net を有効にします。
# vim /etc/modules
最終行に追記
vhost_net
netplan変更を有効化します。
# netplan apply
KVMインストール
KVM関連パッケージをインストールします。
# apt-get install qemu-kvm libvirt-bin virtinst bridge-utils libosinfo-bin libguestfs-tools virt-top virt-manager qemu-system
ここで一旦再起動します。
再起動しないと、KVM起動時にエラーが出ることがあります。
起動してみる
KVMを実行するユーザになります。
スーパユーザでなくて構いません。
$ virt-manager
または、「アクティビティ」にvirt-managerと入力し、「仮想マシンマネージャ」を起動します。