ヤマキタベース 設立準備中
事業内容
各事業分野(特に異業種)へのIT、IoT提案と実現
電子機器商品化コンサルティング
小規模ハードウェア、ソフトウェア開発、製造
ホームページ作成、公開
宣伝用パンフレット作成、印刷
動画撮影、作成
コンセプト
今喫緊の課題は、若い人や子供に電子機器や機械をつくる(設計から製造、販売まで)ことに興味を持ってもらうこと。
製品として世の中に出すことがいかに楽しいのか。世の中のためになるのか。気付いてもらい、安心して仕事として楽しんでもらう。
これこそが昭和育ちがすべきことだと思っています。
もうひとつ。
多くの大企業が経営に失敗し、地方から産業がなくなって久しいです。
そんな地方には、大企業の経済的な活気は去ってしまいましたが、地域に根差した産業や特産品、芸能芸術があります。
これらを多くの人に知ってもらう。特色のある地方同士をつないで、相互の発展を情報通信技術でサポートする。
これも、地域に世話になった昭和育ちがすべきことだと思います。
最先端の技術や、世の中を変えるような仕組みは、ぜひ若い皆さんに頑張っていただいて、昭和育ちとしては将来を担う人達が安心して技術習得や社会経験をできるバックボーンになるとか、日本の中心から離れたところにある「よいもの」を広めていくとか、裏方として世の中を良くするお手伝いが出来たらと思っています。
私が子供の頃、若い頃、電子機器産業は日本の花形産業でした。
中国が台頭してきたとしても、日本ならではの特徴もありました。
微細、高精細加工による半導体の製造なども得意な分野です。
製品製造、設計、評価技術分野では日本の生産性は極端に高く、成果に比べた人件費は途上国より決して高いわけではありませんでした。
当時はまだ大企業でも創業者が元気に現場に檄を飛ばしていて、どの部署にも活気がありました。
これが、代替わりの際に創業者の熱意が経営から消えていき、メーカでも事務方出身のサラリーマン経営者が幅を利かせるようになります。金融機関から推された経営者も珍しくありません。見た目の金額(資産価値ではない)しか見なくなりました。
そして、この無能なサラリーマン経営者が会社を弱体化していきました。
半年先の利益計上のために、たった一年以降の大きな芽を切り捨ててきました。
日本が得意とした製品製造、設計、評価技術、丁寧な販売を外注するようになり、これに携わる専門職の地位が低くなりました。
専門性が商品だったものが、これらの「人を時間で買うこと」が商品になる社会になりました。
今日言われている日本の生産性の低さ、賃金の低さは、資本家と労働者の格差の問題ではありません。
中間搾取の層が異様に多く、何も生み出さない、世の中に対する提案をしていないのに見かけ上の利益を計上している者が多数いるからです。1人いくら の商売になってしまったからです。技術者ですらです。
仕事を細分化して振り分けていくサプライチェーンでもないのに、一つの仕事を三次請け以降に丸投げすることで利益を生んでいることが異常です。
現在の日本は、実際は末端の請負技術者が社会を支えていることを忘れてはいけません。
であれば何も生み出さない中間搾取を排除し、実際に世の中に提案を続ける者が主役になるような仕組みを作らなければなりません。
そのためには、今からでもそれができる人達を見つけ、安心して取り組んでもらい、将来を担ってもらわなくてはいけません。
いつまでも無能に良い思いをさせる必要はありません。
ヤマキタベースは、電子機器とか機械技術って面白いものなんだよ。
技術をベースに山北という町で地域の特色とか面白いことを発信して、みんなでつながっていくことが力になるんだよ。
ということを具現化できるよう、邁進してまいります。